金木犀の剪定枝を木材にしてみる

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3月、庭の金木犀を強剪定しました。

毎度剪定作業をする度に思うのが、何かものを作るために木材を買うのに、切った木は処分する、という矛盾。
折角の立派に育った枝を、できれば活用したい。

今年は思い切って、なんとかしてみる事にしました。

1本目

調べて分かったことは
・皮がついたままだと腐りやすい
・乾燥させ木の水分を抜く必要がある

というわけで、皮を剥いてみます。
ぺろん、とはいかないので、小刀で削ります。

剪定してからまだ2日の枝を、鉛筆を削るような要領で。
生木なので柔らかく、すいすい刀が入りますが、表皮と中身の間の緑の層に粘度があり、刃にべったりくっついてとれません。中々の粘度。
その緑の層から、独特の青い香りがします。好みが割れそうですが、春って感じの良い香りです。

だいたい剥けました。
ところでこの小刀、100均なんですが、よく切れる優秀なアイテムです。
後程ご紹介します。

2本目

2本目は、剪定して一週間ほどたったもの。
(庭には3本の金木犀があり、合間合間で1本づつ剪定したので時差があります)
こちらもすいすい刀が入りますが、緑の層がほぼなく、刃にあんまりつきません。
すぐに剥いた方が良いと思っていましたが、少し日をおいたほうが処理しやすいのかもしれません。

小刀で切れない節は、小さいのこぎりでカットします。
これも100均です。便利。

剥いた皮の内側を見てみると、数日で結構な差があることが分かります。

3本目~

上から1本目、2本目、~、です。
4本目は長いのでなんかインテリアになりそうです。

無心で黙々と延々と作業が進みますが、庭にはまだほったらかしの枝がたくさんありますが、きりがないのでとりあえずこれだけ、お部屋の中で自然乾燥させてみます。

半年ぐらい寝かせれば良いでしょうか。
この子は3本目。古い剪定跡は切り口から数ミリほどが枯れています。そんな姿も愛おしい。

何を作ろうか今から楽しみです。

使用した道具

Seria – 工作用ナイフ

小刀はセリアの「工作用ナイフ」
キッチンで使用している包丁用のシャープナーに通しただけですが、かなり切れます。

わざとなのか100均クオリティなのかわかりませんが、刃は曲がっています。
横に曲がっているわけではないので、使用には差し支えません。
思い切りこじっても横には曲がらないので、ガシガシ使えます。
※画像は金木犀のねばねばが残って汚れていますが、ちゃんと綺麗にすれば綺麗です。

これは使用した愛用のシャープナー。使い始めて11年目ですが特に劣化もなく余裕で現役です。

DAISO – のこぎり カッタータイプ

販売店ダイソー / DAISO
品名のこぎり カッタータイプ
材質ABS ポリスチレン スチール
販売価格110円
商品番号4549131415469
商品URL
(公式サイト)
https://jp.daisonet.com/products/4549131415469

カッターのように刃がでてくるタイプののこぎりで、小さい木材をカットするのに重宝しています。
随分前に買ったので色は違いますが、今も現役で販売されています。

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